梅の花が咲きました
_2023.02.13_
こんにちは、東北造園です。
暖かい日が何日か続いたと思ったら、雪が降ったりと落ち着かない天気が続いていますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
寒い日が続くと春が待ち遠しく感じます。
春の訪れを告げるものと言えば、、、
いろいろ思い浮かぶと思いますが、梅の花もその1つです。
弊社の梅も咲き始めました。
寒梅の美しさに元気をもらい、この冬もなんとか乗り越えられそうです。
梅とは?
中国原産でバラ科サクラ属の落葉高木。
日本には朝鮮半島を経由して渡ってきました。
梅は、観賞価値の高い花を咲かせる「花うめ」と、薬や加工食品に向く良質の実を付ける「実うめ」に分けらます。
また、梅は香りも良好。梅はいろいろな楽しみ方ができるため庭木として非常に人気があります。
開 花 時 期
2~4月
寒梅というように、まだ寒い時期から咲き始める梅の花。
冬の景色に彩りを添える花木として、昔から人気があります。
また縁起物としてもお正月飾りなどに使われます。
剪 定 時 期
剪定に適した時期は年に2回あります。実うめ、花うめどちらも剪定方法は同じです。
・夏季 7~8月
・冬季 12~2月
〈夏季の剪定〉
・目的
勢いのある枝が養分を奪うのを防ぐために行う。
・方法
まず、長く伸びている枝を1/3程度の長さに切ってから、上に向かって真っすぐ伸びる枝、その他の枝と交差している枝、枯れ枝、内側に伸びている枝を切る。
・ポイント
外芽の上で切ることで枝を広げる方向に伸ばすことができ、樹形を整えやすくなる。逆に、枝を広げたくない場合には外芽の手前で切るようにする(外芽を切り落とす)。
〈冬期の剪定〉
・目的
樹形を整える(強剪定)。余分な枝を切り、木を健康な状態に保つ。
・方法
長く伸びた徒長枝、内側へ伸びた枝を切る。
思い切って枝を切っても木を傷めることがなく、健康な生育の助となります。
また、植え付けから1~3年はその年に応じた剪定方法がありますので注意が必要です。
梅は盆栽としても非常に人気があります。
ちょうど今時期はホームセンターなどにも立派な盆栽が出ています。
盆栽の場合は、剪定に最適なのが7月です。また、春に芽が出たら余分なものは芽のうちに摘んでしまう”芽摘み”も盆栽の形を保つために有効です。
庭木や盆栽、花だけでなく梅の実など
いろいろな形で梅の木を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ここで豆知識
『松・竹・梅』とは?
中国で宋の時代から使われている画題、『歳寒三友』が由来と言われています。
それぞれの意味は下記の通りで、このような意味を持つことから縁起物として用いられます。
松:岩場や沿岸沿いなど厳しい環境でも育ち、常緑樹で冬にも青い葉を茂らせること、樹齢が長いことから長寿の象徴とされています。
竹:折れにくく、成長が早いことから生命力・成長の象徴とされています。
梅:苔が生えるほどの樹齢になっても、他の花よりも早く、気高い香りの美しい花を咲かせて、春の訪れを知らせてくれることから、気高さ・長寿の象徴とされています。
え だ み ち
今年もヒヨドリが遊びに来ています。
人の気配を感じてもすぐには逃げません。いろいろな表情を見せてくれるので可愛いです。
ヒヨドリについては、昨年の梅の記事の豆知識にも記載しました。
こちらからご覧になれます。
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